penguinchang’s blog

英語、中国語、読書など学んだ事について書きます。

留学経験のない社会人が独学でTOEICスコア900点取るには

はじめに

TOEICのスコアアップを1つのきっかけとして、英語経験ほぼなしの状態から外資系企業に転職する事ができたので、その経験をノウハウとして書き残しておく事にしました。

突飛なテクニックなどはないですが、これからTOEICを始める方は以下のステップで勉強していくのが最も効率がよいと思います。

  1. 基礎力充実
  2. テクニック習得
  3. 実践力養成

では少し長いですが、私なりのTOEICスコアアップ法を読んで頂けると嬉しいです。

学習開始時のスペック

これから勉強を始めるにあたって、スタート地点は非常に重要だと思うので、できる限り正直に書きます。

  • 国内の4年制大学出身(5年通いましたが)
  • 大学受験時、英語は得意科目
  • 留学経験なし
  • 国内のドメスティックな企業勤務(業務で英語の利用なし)
  • 社会人3年目
  • TOEICスコア650(一週間くらい勉強してこのスコアでした)

実際のスコアの推移

  • 1年目:650→780
  • 2年目:780→880
  • 3年目:880→945

スムーズに上がっていっているように見えますが、意外と時間かかったな、というのが素直な印象です。ダラダラせず短期間に集中すればもっと短縮できたと思います。

ただ、同時期に基本情報技術者応用情報技術者の受検も並行していた為、ある程度は仕方なかった面もあります。逆に、こういった他の資格に時間をかける必要のない方は私よりも短期間にスコアアップを実現できると思います。

TOEICでハイスコアを取るメリットについて

ハイスコアの達成から得られるメリットを知っておくことは、モチベーションの向上につながるので、ここにも触れておきます。「そんなもんわかっとるわ」という方はこの段は読み飛ばして下さい。

今いる会社で評価される

TOEICが昇進の条件になっていたり、資格取得奨励金や昇進時の優遇などがある会社も珍しくないと思います。

業務では「頑張れば頑張っただけ評価される」というシチュエーションはむしろ珍しいですが、TOEICは頑張れば頑張っただけ結果が出ます。やらない理由がありません。

転職時に評価される

正直、TOEICを勉強している途中は、「スピーキングやライティングの無いTOEIC LRのスコアが高くても、企業に評価されないのでは」という思いもありました。実際これは正しい部分もあると思います。

しかし、転職先の採用担当者は、外資系であったとしても必ずしも英語ができるわけではありません。そういった人にあなたの英語力をアピールするには、客観的な数字で出てくるTOEICが最も有効です。

英語面接などがある場合は別途対策が必要ですが、多くの企業では、TOEICのハイスコアで英語力の基準をクリアできると思います。

アメコミや洋書、海外ドラマなど、英語のコンテンツが楽しめるようになる

上でも書いたように、「TOEIC LR」には、スピーキングとライティングが含まれていません。しかし、英語のコンテンツを楽しむのにスピーキングとライティングのスキルは一切要りません。

日本語を話す人はせいぜい1億2,000万人ほどしかいませんが、第二言語話者も含めると英語を話す人は17億人にのぼるとも言われています。

TOEICの勉強を通してリスニングとリーディングの力を高めていけば、アメコミや洋書、海外ドラマなど、世界中の英語コンテンツを楽しめるようになり、一気に世界を広げる事ができます。

学習法について

勉強は始めるのは簡単ですが、続けることは非常に難しいです。続けられない原因は主にこんな感じだと思います。

  • 終わりが見えない
  • 効果が実感できない

こうならない為には、勉強の全体像を把握し、今自分がどの位置にいるのかを意識するのが効果的だと思います。以下の3つのステップのうち、自分が今どこにいるのかは常に意識しておきましょう。

ステップ1.基礎力充実期「文法と語彙を愚直に身に付ける」

ポイント①
公式問題集はまだやらない

TOEICの勉強は公式問題集だけでよい」という人がいますが、私はこの意見に全力で反対します。

経験上、英語に慣れていない人にとって、いきなりTOEICを受検したり、公式問題集を解くのはかなり負担が大きいです。特にリスニングの後半とリーディングのPart7は、ほとんど苦行といってもいいのではないでしょうか。そして、これが多くの人にとってTOEICの学習を諦めてしまう要因になっていると思います。

ポイント②
「よく出る○○」はまだやらない

また、とっつきやすい「よく出る系」の問題集をいきなり解き始めるのもおすすめしません。こういった本は一度網羅的に知識を身に付けた人がそのメンテナンスに使うものです。初学者が使っても無駄にはなりませんが、結局網羅的な参考書に戻る必要があるため、非効率です。

まずは、文法と語彙の教材で最低限の知識を付ける

これから勉強を始める人は、以下の教材を使い、まず問題を解く上での最低限の知識を付けることをおすすめします。 

語彙

鉄板中の鉄板です。他の方が書くTOEIC勉強法もいくつか読んだことがありますが、ほぼ全ての人がこの本を勧めています。だからといって必ず良いとは言えませんが、この本は本当におすすめできます。

基本的に全ページ見開きで左ページが日本語文、右ページが英語文という構成です。

右ページに赤シートを当てて、隠れた英単語を頭に浮かべるという作業を愚直に繰り返し、何周もして下さい。私の場合は学習を始めて結構経ってからこの本に出会いましたが、最初からこれを使っていればもっと早くスコアが上がったと思います。

難しく感じた人は、より基礎的な「銀のフレーズ」をやってから取り組んで下さい。

文法・リスニング
ALL IN ONE

ALL IN ONE

 

 TOEIC受検者だけでなく、英会話学習者や大学受験生にも支持されている名著です。

文法項目毎に書かれているので、例文と解説を読んで理解することで網羅的に文法知識を身に付けることができます。構成の都合上、文法解説が簡潔なので、もし理解できなかった場合は、好みに応じ「forest」や「一億人の英文法」で補完するのがよいと思います。

また、付属のCDがとても優れており、スロースピードとナチュラルスピードの音声が収録されています。読み進めるのと並行して移動中などに聞く事で、初学者でも無理なくリスニング力を上げていくことができます。

最終的には、ナチュラルスピードで英語だけ聞いて意味を取れるレベルを目指しましょう。このレベルまで達すれば、文法とリスニングの基礎力は確立できていると思うので、ステップ1は終わってよいと思います。

Amazonのレビューなどを読むと例文の暗唱に使っている人も多いですが、個人的にはTOEIC LRの対策には費用対効果が小さいと思います。

ステップ2.テクニック習得期「TOEICの解き方を身に付ける」

ポイント
TOEICスコアは「英語力」×「テクニック」

試験というものは得てして、知識以外のいわゆる「テクニック」が左右する部分があると思いますが、TOEICは他の試験と比べてこの比重が大きいように感じます。

私の感覚で言うならば、このテクニックを学ぶ事で、木製バットを金属バットに持ち替えたくらいの効果があると思います。

ただ、個々のテクニックは好き嫌いが分かれると思いますので、下記に上げたものに限らず、自分に合うものを見つけて、身に付けるのがよいと思います。

TOEICテスト超リアル模試600問[MP3音声付]

TOEICテスト超リアル模試600問[MP3音声付]

 

 模試ですが、TOEICの専門家の音声講義が収録されています。テストの際のリアルな聞き方、読み方、考え方などが具体的に書かれているので、非常に参考になります。

新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア

新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア

 

 TOEICの参考書の第一人者が書いています。精神論も含め、「左手をどこに置くか」など細かい点まで書かれており、実践しやすいです。

CD-ROM付 TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

CD-ROM付 TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

 

 上の2つが旧形式版だったので、新形式対応で評価の高いものを掲載しました。

本屋さんにあるテクニック本のうち、どれか1つ自分に合うものを見つけ、身に付けられたと感じたら次に進んで下さい。また、金のフレーズは完全に覚えるまで繰り返しを継続して下さい。

ステップ3.実践力養成期「問題に慣れて知識の抜けを補完する」

2段階を経て、「英語の基礎力」「TOEICテクニック」を身に付けたら、満を持して問題演習に入って下さい。

ポイント①
細切れの問題演習でもOK

問題演習については、本番と同じ2時間まとまった時間を取ってやるのが一番よいですが、これにこだわらない方がいいです。

なぜなら、忙しい社会人にとって2時間のまとまった時間を空けるのは非常に困難だからです。これが理由で勉強が滞ってしまうなら、中断しながらでも多くの問題を解き続ける方がベターです。

ポイント②
問題演習を通してテクニックの確立を心がける

学んだテクニックは、実際に問題を大量に解いて初めて確立できます。問題演習を通して、ステップ2で学んだテクニックを体に覚えさせましょう。イメージとしては、素振りでフォームを体に覚えさせる感じです。

おすすめ教材

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1

 

 公式だけあって英文のテイスト、話者の発音などが本番と同じで、非常に効果が高いです。ただ値段も高いです。

新メガ模試1200問 TOEIC® L&R テスト VOL. 1

新メガ模試1200問 TOEIC® L&R テスト VOL. 1

 

 コスパ重視の方はこちらをおすすめします。ただ解説が無いので、ある程度慣れてきた人向けです。

そして、問題演習に慣れてきて自分の力を試したいと思った段階で初めて、TOEICに申し込みましょう。

 

テスト受検に際して

テクニックというほどのことではないですが、テスト当日の立ち回りもスコアに多少影響を与えます。数回の受検を経て編み出した当日の立ち回りをご紹介します。

前日よく寝る

眠気はTOEIC受検の最大の敵です。前日は勉強するより、その分寝る方がスコア向上効果が高いです。

食事は軽く

TOEICは毎回、お昼前後の中途半端な時間から始まるので、昼食をガッツリ取ると眠くなりやすいです。このため、昼食はバナナやサンドイッチなどの軽食にします。

漫喫で30分寝る

何度も言いますが眠気は大敵です。会場近くに漫画喫茶があれば、そこで仮眠を取っておきましょう。起きてから時間が経っている場合、少し寝るだけでだいぶ頭がスッキリします。

前に田舎の会場で受検したときは、会場に車で行って車で寝たりしていました。

試験開始30分前にレッドブルを飲む

念には念を重ねます。リスニングとリーディングの後半に、このレッドブルが効いてきます。

飲まなかった時と飲んだ時では感覚で言うと30点くらいスコアが変わってくると思います。飲んだら、本をしまえと指示があるまで金のフレーズを読み込みましょう。

本番はテクニックの実践に集中する

本番はリラックスして受けるのが一番ですが、緊張やプレッシャーが必ず襲ってきます。ここで力を発揮するのが、TOEICテクニックです。単語が聞き取れなかったり意味がわからなったりすると焦りますが、ひたすらテクニックを実践することに集中すると不思議と落ち着くことができます。

おわりに

 いかがでしたでしょうか。だいぶ長くなってしまいましたが、自分の経験を方法論に落とし込めた気がします。

意見や質問などあれば是非コメント頂けるとありがたいです。

中国語を始める!

今日から中国語の勉強を始めようと思う。

なぜ中国語なのか:世界で最も多くの人が母国語として話す言葉だから

母国語として話す人の数だと中国語が1位、第二言語として話す人の数も合わせると英語が1位、と聞いたことがあります。

英語はまあまあ理解できるようになった今、中国語をマスターし、自分で触れられる世界を更に広げていきたい、と思ったのが1番大きな理由です。

どう勉強していくのか:まずは発音!

勉強の方法については、この記事を大いに参考にさせていただきました。

kazuuiword.hatenablog.com

英語の勉強は、大学受験の知識を活かしながら文法、単語、リスニングをひたすらやるだけでしたが、中国語に関してはほぼゼロからのスタートになります。

中国語は発音が違うと全く伝わらないので、初学者にとっては発音が最も重要らしいです。なので、まずは発音を1ヶ月必死にやり、その後単語と文法をスタートしていきたいと思います。
1冊目に選んだのはこの本です。

 

CD3枚付 日本人のための 中国語発音完全教本

CD3枚付 日本人のための 中国語発音完全教本

 

 目標:6月に中国語検定4級

何しろ知識がゼロで、何級がどんなレベルかもわからないので、とりあえず下から2つ目の4級を目標に置いてみました。勉強を始めてレベルがわかってきて、レベルの高低あったら調整していきたいと思います。